[Column]良いアート作品に求めるものとは

こんにちは、Imabari Landscapesのスヤマです。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

今日は、私が思う「良いアート作品」に関してお話しできればと思います。

アート作品と一口に言っても、たくさん種類があります。そんな中で皆さんは作品に何を求めますか?私は、「コンセプトがしっかりしたアート」を好み、合わせてアートには「美しさ」を求めています。

皆さんは、アート作品にどこで触れていますか?私は日頃、ギャラリーや美術館に行ってアート作品を鑑賞しています。あるいは少しコレクションが家にあるので、家に作品を飾ったりすることでアート作品を鑑賞しています。ただ、最近は自分が好きなアートがどういったものなのかがわかってきましたので、足を運ぶギャラリーや美術館は固定されてきていますので、知らず知らずのうちに自分が見るアート作品に偏りが生じてきていました。そのためアート作品の種類に関して意識することは最近は少なくなっている中、福岡で開催されていたアートフェアアジア福岡では、初めましてのギャラリーに入ることで、「これもアートなの?」と首を傾げてしまうインテリアとして存在するだけのアート作品や、自分の好みに合わないアート作品に遭遇しました。単に絵の具がのっているだけでは?と思ってしまう作品もあったように思います。

自分の"好きなこと"を見つけるためには"嫌いなこと"を意識する、といったりしますが、まさにそれで、好みに合わないアート作品に触れることで、逆に自分の好きなアート作品がどういったものなのかが見えてくるように感じました。

では、「コンセプトがしっかりしたアート」とは一体なんなのでしょうか。言葉にするのは難しいのですが、今の私が思うのは、一見するだけではわからないアート作品の方が面白味を感じるということです。そうです。わからないから、知らないことを知れるから面白いと思うのです。ミステリアス。特に昨今は分かることに重きを置いた商品に囲まれて生活することが多いと思うのですが、あえて意味のわからない、首を傾げてしまうけどよく見るとその中に美しさがあるものに心を奪われるように感じます。そんなアート作品に出会った時は必ず、ギャラリストの方に質問したりします。

皆さんが好きアートはどういった作品ですか。是非一度考えてみるのはいかがでしょうか。

ではでは〜!