
Imabari Landscapes のプロジェクトにこれまで参加してくださった、Artists、Curator、Directer、Designer の方々の略歴をご紹介します。
ART SANPO 2025
◉岡本 秀 Shu Okamoto
1995年奈良県生まれ。2020年京都市立芸術大学大学院修士課程絵画専攻日本画卒業。日本画を起点として、絵画作品を制作。画中画を用いる、襖絵や屏風といった支持体に取材するなど、自己言及的な制作アプローチをもとに、視覚を通じた表象行為が持つルールや規範について考え、そこから出来る新しい表現を探っている。近年の主な展覧会に、グループ展「幸-HAPPY-」(COHJU CONTENPORARY ARTS /京都、2024)個展「〈線の絵_デビルドッグ犬〉〈部屋の画面〉 ほか数篇 」(gallery TOWED 1F/東京、2024)、「居かた、見ため」(FINCH ARTS、ARTRO /いずれも京都、2022)。主な受賞に、「VOCA 展2021 現代美術の展望・新しい平面の作家」佳作賞・大原美術館賞(2021)などがある。
◉ 高橋大輔 Daisuke Takahashi
1980年埼玉県生まれ。2005年東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻卒業。自身の生き方と"絵画とは何か"といった問題に向き合い、模索と実践を続けている画家。2000年~2010年代、色彩の層が幾重にも重なった厚塗りの抽象絵画で知られる一方、近年では数字、漢字、子供の玩具など、その時々の高橋の必然的感覚で世界を捉え、モチーフとすることで、新しい展開と芸術性の方向を示す。さらに「アシャン」や「Open maps」といった新しい絵画シリーズも展開中。これまでの主な展覧会に2013「北加賀屋クロッシング2013 MOBILIS IN MOBILI -交錯する現在-」コーポ北加賀屋(大阪)、2014「絵画の在りか」 東京オペラシティアートギャラリー(東京)、2015「ペインティングの現在 -4人の平面作品から-」川越市立美術館(埼玉)、2016「NEW VISION SAITAMA5 迫り出す身体」埼玉県立近代美術館(埼玉)、2020「太田の美術 vol,3 2020年のさざえ堂-現代の螺旋と100枚の絵」太田市美術館・図書館(群馬)、2021「『約束の凝集』vol.5 高橋大輔|RELAXIN’」Gallery αM (東京)、2022「眼差しに熱がこぼれる」東京都美術館 ギャラリーC(東京)、2022「絵画をやる-ひるがえって明るい」ANOMALY (東京) などがある。
◉ 若林 菜穂 Naho Wakabayashi
1991年東京都生まれ。2017年武蔵野美術大学造形学部油絵学科修了。自身が日常や旅先で撮影したスナップフォトなどを用いたコラージュをもとに、記憶や認識による遠近の感覚等を交えた上で、包括的なイメージとして油絵を描く。リアリティと記憶の輪郭が前後することで、現実には存在しない普遍的無意識に接続するイメージを生み出そうと試みている。最近の主な展覧会に個展に「fleeting life」(台湾,vins gallery,2025)、「蚊帳まくる明け方」(東京,LOOP HOLE 2024)、「sprinkle halo」(東京,KATSUYA SUSUKI GALLERY,2023)、「paradoxical sleep」(東京,space25ji,2022)などのほか、中国貴州美術館に作品が収蔵(2024)。
◉ 手嶋勇気 Tejima Yuki
1989年、北海道生まれ。2014年、広島市立大学大学院芸術学研究科修了。写実絵画の技法研究と制作を経て、即興的でドローイングのような絵画を制作する。主な題材として広島の風景を描く作品は、戦後広島の画家たちが街並みをたくさんスケッチした事実を下敷きに、作家自身がその土地の歴史や営みとどう関わるのかを模索する試みである。主な展覧会に『ハイライト+リレーションズ[ゲストアーティスト:手嶋勇気]』(広島市現代美術館、2024年)、『VOCA展 2022 現代美術の展望─新しい平面の作家たち』(上野の森美術館、2022年)、『個展:ひろしまスケッチ vol.2』(EUREKA、福岡、2022年) など。ディレクションに『原民喜 -かすかにうずく星-』(ギャラリー交差611、広島、2018年)。『sanwacompany Art Award / Art in The House 2021』グランプリ受賞。
◉早川 祐太 Yuta Hayakawa
1984年岐阜県生まれ。2010年 武蔵野美術⼤学⼤学院造形研究科美術専攻彫刻コース修了。重⼒や空気、⽔の表⾯張⼒といった、能動的な意識に上がることの少ないものの性質に潜む「現象」や粘土や石膏といった素材に与えられるかたちの生成過程を取り⼊れ、彫刻やそれらを構成したインスタレーションを制作。造形と生成の関係、ものの所在や認識に触れる試みとして、作品を制作している。近年の主な展覧会に、「でんちゅうストラット−つなげる彫刻」平櫛⽥中彫刻美術館 (2021, 東京)、「Water/proof~移動する境界~」KOGANEI ART SPOT シャトー2F (2021, 東京)、「Shape for Shape」Art Center Ongoing (2020, 東京)、「⼼ある機械たち again」BankART Station, BankART SILK (2019, 横浜)、「クリテリオム 95 早川祐太」⽔⼾芸術館現代美術センター (2018, 茨城)などがある。
◉ 竹崎和征+竹崎瑞季 Kazuyuki Takezaki + Mizuki Takezaki
アーティストの竹崎和征とキュレーターの竹崎瑞季によるコラボレーション。2014年 より、共同での作品制作を開始。作品出品歴に「ニュー・インティマシー 親密すぎる展覧会」(ホテルアンテルーム京都、2014年)、「ニュー・インティマシー」(XYZ collective、東京、2016年)、「竹崎和征 雨が降って晴れた日」(高知県立美術館、2020年)がある。また、2017年より「竹二郎三郎」名義での活動を開始し、丸亀の自宅での展覧会「Group Show: Curated by The Steak House DOSKOI」を開催。その他の参加プロジェクトに、「Artist Running Festival 2021 in Kyoto」(soda、京都、2020年)、「Many Years」(XYZ institute主催、VOU/棒、京都、2024年)などがある。2025年6月、丸亀駅前にある竹崎和征スタジオにおいて竹二郎三郎企画の展覧会を開催予定。
◉ 木村 桃子 Momoko Kimura
1993年東京都生まれ。2019年武蔵野美術大学大学院修士課程美術専攻彫刻コース修了。主に立体作品を制作。近年は星や身体などのモチーフを使い、物質の厚みと時間の奥行きをテーマに作品を発表している。木材が持っている年輪から時間性を見出し、それらを利用して光や時間などの目に見えないものを物質を通して可視化することを作品内で試みている。最近の主な展覧会に個展「領域の高さ」(東京、second 2.、2025)、「明倫AIR」(鳥取、倉吉淀屋、2025)、「あたらしい場所」(広島、アートギャラリーミヤウチ、2023)、などのほかパブリックアートワーク「水と木のリビング」(2019)を世田谷区玉川総合支所に設置。
Imabari Landscapes They Saw 2024
◉ 赤羽 史亮 Akahane Fumiaki
ART SANPO 2023をご参照ください。
◉ 諫山 元貴 Genki Isayama
1987年生まれ、広島県在住。2011年 広島市立大学芸術学部博士前期課程修了。 広島県廿日市市にあるピンク色の一軒家で精製された土、オーナメントプランツと戯れながら、複製物のオリジナリティを日々探りながら制作している。最近の主な展覧会に「現代地方譚11:郷と土のはなし」(すさきまちかどギャラリー/旧三浦邸ほか、高知、2024)、 「MOMASコレクション 第3期:まるく/まわる(特別出品)」(埼玉県立近代美術館、 2023)、「高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.11 フラジャイル/ひそやかな風景」(高松市美術館、2022)、「Each Day Begins with the Sun Rising」(Benton Museum of Art Pomona College、カリフォルニア、2022)などがある。
◉ 黒田 大スケ Daisuke Kuroda
1982年京都府生まれ。2013年 広島市立大学大学院博士後期課程(彫刻)修了。 取材を基に、社会から忘れられたような存在に光をあてるように作品を制作している。時々、展覧会も企画。 最近の主な展覧会に、「art resonance vol.01 時代の解凍」(芦屋市立美術博物館、2024)、「コレクション・ハイライト+コレクション・リレーションズ[村上友重+黒田大スケ:広島を視る]」(広島市現代美術館、2023)、「DOMANI・明日展 2022–23 百年まえから、百年あとへ」(国立新美術館、2022)、「あいち2022」(青木製陶所 (常滑)、2022)などがある。
◉ 牧 寿次郎 Jujiro Maki
1985年岡山生まれ。武蔵野美術大学卒業。グラフィックデザイナー。 東京にてフリーランス。企画、レイアウト、印刷、流通などのプロセスにおいて独自性を探る。 主な仕事に、展覧会のチラシ「芸術激流 ラフティング+アート」(多摩川、国立奥多摩美術館、2022)、「光岡幸一展 ぶっちぎりのゼッテー120%」(ガーディアン・ガーデン、2023)、書籍『大前粟生 柴犬二匹でサイクロン』(書肆侃侃房、2022)、雑誌『広告 Vol.413~417』(博報堂、2019~2023)、カレンダー「アイデア ニューカレンダー」(誠文堂新光社、2018~2024)などがある。
ART SANPO 2023
◉赤羽 史亮 Fumiaki Akahane
1984年 長野県生まれ。長野県茅野市在住。2008年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。 生命の根源的な力をテーマに、過剰な物質感が伴う絵画、立体作品を制作。 主な展覧会に、個展「Soil Psychedelia」(CAVE-AYUMIGALLERY、東京、2023)、個展「SOILS AND SURVIVORS」(諏訪市美術館、2023) 、「ART SANPO 2023」(Imabari Landscapes、愛媛、2023)、「VOCA展2023 現代美術の展望─新しい平面の作家たち─」(上野の森美術館、2023)などがある。
◉岡田 理 Shizuka Okada
1987年 群馬県生まれ。 2010年武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科を卒業後、 13年~17年国立造形芸術大学シュテーデルシューレ(フランクフルト)に在籍。 動物や植物、 抽象の入り混じったセラミックのオブジェを制作し、日本、ドイツを中心に発表。2021年より京都にて制作を行う。 これまでの主な展覧会に「Artist Running Festival」(グループ展、XYZ collective,東京/2020)、「細くて長い私の笛」(個展、fig..東京/2018)、「ヘレン・アット・ザ・マウンテン」企画アン・イーストマン/落合多武(グループ展、てつおのガレージ、日光/2018)、「after the small hours」(個展、UTRECHT、東京/2017)、「Landhaus Schwerte Ergste」(グループ展、New Bretagne Belle Air、エッセン/2015)、「何があっても/何もなくても」(個展、小山登美夫ギャラリー京都/2012)などがある。
◉小宮 太郎 Taro Komiya
Imabari Landscapes They Saw 2020をご参照ください。
◉齋藤 雄介 Yusuke Saito
1981年神奈川県生まれ。2006年武蔵野美術大学彫刻学科卒業。日常生活の中における人々の習慣やそれらの痕跡、又は社会のシステムに注視し、すでに存在している既存の形式に自身の体験や思考を重ねる事により、現代に生きることの実感を表現している。主な展覧会に、2011 堂島リバービエンナーレ2011「エコソフィア」 / 堂島リバーフォーラム(大阪)2017 Solo exhibition / Golden Thread Gallery (ベルファスト/北アイルランド) 2021 Natsuyasumi : In the Beginning Was Love / Nonaka-Hill (ロサンゼルス/アメリカ) 2022 déjà-vu / See Saw gallery + hibit(愛知) 2023 pppiiizzzzzzaaa/PAGE(NYC)(ニューヨーク/アメリカ)などがある。
◉下山 健太郎 Kentaro Shimoyama
Imabari Landscapes They Saw 2022をご参照ください。
◉ 前谷 開 Kai Maetani
Imabari Landscapes They Saw 2020をご参照ください。
◉ 横山 奈美 Nami Yokoyama
1986年岐阜県生まれ、愛知県瀬戸市在住。捨てられる寸前の物を描く「最初の物体」シリーズや、ネオンをモチーフに、背後の配線やフレームまで克明に描く「ネオン」シリーズなど、物や言葉が持つ価値観を問い、個々の存在に同等の眼差しを注ぐ。最近の主な個展に「遠くの誰かを思い出す」(ケンジタキギャラリー、2024年)、「アペルト10横山奈美LOVEと私のメモリーズ」(金沢21世紀美術館、2019年)、グループ展に「Before/After」(広島市現代美術館、2023年)、「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」(森美術館、2022年)などがある。
Imabari Landscapes They Saw 2022
◉ 下山 健太郎 Kentaro Shimoyama
1990年、東京都生まれ、東京都在住。2016年、東京造形大学大学院 美術研究領域修了。空間や時間に干渉し、解体と再構成を繰り返す事で世界の事象を有機的に把握するような絵画作品を制作している。また、2018年よりインディペンデントの出版社「ハンマー出版」を主宰しアーティストブックの制作を行っている。主な個展に「Table of Contents」(LOOP HOLE 東京、2022)、「 The Whole World Is My Warehouse 」 (GASBON METABOLISM 山梨、2022)などがある。
◉ 村田 峰紀 Mineki Murata
ART SANPO 2021 を参照ください。
◉ 村山 悟郎 Goro Murayama
ART SANPO 2021 を参照ください。
◉ 永畑 智大 Tomohiro Nagahata
ART SANPO 2021 を参照ください。
ART SANPO 2021
◉ 佐塚 真啓 Masahiro Satsuka
Imabari Landscapes They Saw 2018 を参照ください。
◉ キンマキ Maki Kim
1995年三重県生まれ。2020年 武蔵野美術大学 大学院 造形研究科 修士課程 美術専攻 油絵コース修了。”絵画”と生活の中で発見した出来事の共通点を見つけ出し、“絵画”を外側から捉え、”絵画”の新しい表現方法を模索している。主な展覧会に、「群馬青年ビエンナーレ2021」(群馬県立近代美術館 群馬、2021)、「rib」(WALLA 東京、2021)、「アートアワードトーキョー丸の内2020」(行幸地下ギャラリー 東京、2020)、「木を見て森を見ず(令和元年度武蔵野美術大学卒展・修了制作展)」(武蔵野美術大学鷹の台キャンパス2号館1階 gFAL 東京、2020)、「他人のかたち」(武蔵野美術大学FAL , 朝鮮大学校 美術棟 展示室1階 東京、2019)、「フィクション アンド ペースト」(Art Center Ongoing 東京、2018)などがある。
◉ 永畑 智大 Tomohiro Nagahata
1983年東京都生まれ。2010年 武蔵野美術大学彫刻学科卒業。16年にアックスマンガ新人賞特別賞受賞し、彫刻とマンガを軸に活動。彫刻の写真をマンガに取り入れる、またマンガに描いたキャラクターを彫刻化するなど、2つのメディアを横断しながら制作を行う。近年の主な展覧会に、「VOCA展2021」(上野の森美術館 東京、2021)、個展「こまわり大陸からの、かたどり記念日」(Art Center Ongoing 東京、2020)、 「国立奥多摩物語〜12月のオーロラ〜」(LOKO GALLERY 東京、2019)、「国立奥多摩物語〜10月のオーロラ〜」(国立奥多摩美術館 東京、2019)、個展「ファミリーレストラン」 (Art Center Ongoing 東京、2017)などがある。
◉ 村田 峰紀 Mineki Murata
1979 年群馬県生まれ。2005年 多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業。原初的な行為で " かく " ことの語源にある4つの要素を 意識=書く、結果=描く、行為=掻く、潜在=欠く、と捉えてドローイング制作やパフォーマンスをおこなっている。近年はパフォーマンスの「定着」を思案している。Ongoing Collective、身体の人たちに在籍中。主な展示とパフォーマンスに、「effect」(rin art association 群馬、2021)、「International Performance Art Biennale in Vancouver」(Ground Floor Art Centre カナダ、2019 )、「borderman」(Art Center Ongoing 東京、2019)、「アブラカダブラ絵画展」(市原湖畔美術館 千葉、2017 )、「Think Tank Lab Triennale,TWO STICKS」(ヴロツワフ建築美術館 ポーランド、2016 )、「間人」首くくり栲象 × 村田峰紀 × 山川冬樹(前橋市芸術文化れんが蔵 群馬、2016 )、「VOCA 展 2015」(上野の森美術館 東京、2015 )、「カゼイロノハナ」(アーツ前橋 群馬、2013 )、「あいちトリエンナーレ 2010 都市の祝祭」(長者町会場 愛知、2010 )などがある。
◉ 村山 悟郎 Goro Murayama
1983年東京都生まれ。アーティスト。博士(美術)。東京芸術大学油画専攻/武蔵野美術大学油絵学科にて非常勤講師。東洋大学国際哲学研究センター客員研究員。自己組織的なプロセスやパターンを、絵画やドローイングをとおして表現している。2015年 東京芸術大学美術研究科博士後期課程美術専攻油画(壁画)研究領域修了。2015-17年、文化庁新進芸術家海外研修員としてウィーンにて滞在制作(ウィーン大学間文化哲学研究室客員研究員)。近年の主な展覧会に、「21st Domani 明日展」(国立新美術館 東京、2019)、「瀬戸内国際芸術祭2019」(男木島浜口邸 香川、2019)、「あいちトリエンナーレ2019 情の時代」(愛知、2019)、「The museum of plastic nation」(AISHONANZUKA 香港、2018)、「Emergence of Order」(大和日英ジャパンハウス ロンドン、2018)などがある。
◉ 飯川 雄大 Takehiro Iikawa
Imabari Landscapes They Saw 2018 を参照ください。
◉ 袴田 京太朗 Kyotaro Hakamata
1963年静岡県生まれ。1987年 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業後、94年文化庁芸術家在外研修員として渡米し、ペンシルベニア州フィラデルフィアに滞在。初期はベニヤ板やメッキ鋼板など、工業製品による空洞をもった彫刻作品を発表し、様々に素材を変えながら一貫して彫刻の本質を追究している。近年は「複製」をテーマに、既製品の一部にカラフルなアクリル板を重ね合わせた人型のシリーズを制作している。近年の主な個展に、「彫刻の壊れ」(MA2Gallery 東京、2020)、「袴田京太朗 循環しないレモンイエロー」(カスヤの森現代美術館 神奈川、2019)、「袴田京太朗 悲劇、その他」(MA2 Gallery 東京、2016)、「袴田京太朗展—人と煙、その他—」(平塚市美術館 神奈川、2014)など。グループ展には、「DOMANI 明日展」(新国立美術館 東京、2021)、「高柳恵里 袴田京太朗」(switch point 東京、2019)、「悪魔的な 伊庭靖子・児玉靖枝・袴田京太朗」(MA2 Gallery 東京、2019)、「つらなるかたち」(清津倉庫美術館 新潟、2016)などがある。
Imabari Landscapes They Saw 2020
◉ 小宮 太郎 Taro Komiya
1985年神奈川県生まれ。2016年京都造形芸術大学大学院芸術研究科芸術専攻(博士)修了 。絵画や写真作品をはじめ、回転するオブジェや、空間を利用したトロンプ・ルイユ(Trompe-l’œil、騙し絵)的なインスタレーション作品などを制作する。滋賀県大津市にてシェアスタジオ「山中suplex」を主宰、運営する。主な展覧会に、「VIDEOTOPIA」(MAHO KUBOTA GALLERY 東京、2020)、個展「穴の容態」(Art Center Ongoig 東京、2019)、「 山中suplexのみんなと、尼崎にいるあなた(あまらぶアートラボ A-Lab(えーらぼ)兵庫、2019)、個展「The skill of pen spinner.」(vou 京都、2018)などがある。
◉ 前谷 開 Kai Maetani
1988 年愛媛県生まれ。2013年京都造形芸術大学大学院 芸術研究科表現専攻修了。自身の行為を変換し、確認するための方法として主に写真を使った作品制作を行う。2017年写真を扱うアーティストグループ「Homesick Studio」を結成し、HAPS スタジオを使用。2019年より山中suplexに居住。主な展覧会に、「六本木クロッシング2019展:つないでみる」(森美術館 東京、2019)「六甲ミーツ・アート2016」(六甲山高山植物園 兵庫、2016)「ハイパートニック・エイジ」(京都芸術センター 京都、2015)などがある。
◉ 石黒 健一 Kenichi Ishiguro
1986年神奈川県生まれ。2011年広島市立大学大学院博士前期課程 現代表現領域修了。2020 年京都造形芸術大学大学院 グローバルゼミ修了。山中suplex共同創設メンバー。主に鉱物を扱い、物を起点とした歴史を参照し彫刻の可能性を追求している。ものに付随する「価値」の不確定さを主題としながら、それらを異なる文化や歴史に接続することにより、様々な関係性を導き出す試みを行う。主な展覧会に、「3331 ART FAIR 2020」( 3331アーツ千代田 東京 、2020)「KUAD ANNUAL 2020」(東京都美術館 東京、2020)、 「滋賀近美アートスポットプロジェクトVol.2《Symbiosis》」(泰山寺 滋賀、2019)、「YESTERDAY’S TOMORROW IS TODAY」(VBKÖ ウィーン、2019)、「BankART Life V 観光」(BankART NYK 神奈川、2017)、「TAUTOLOGY」(VOU 京都、2016)などがある。
◉ 堤 拓也 Takuya Tsutsumi
1987年生まれ。2011年京都造形芸術大学情報デザイン学科卒業。2019年アダム・ミツキエヴィチ大学大学院カルチュラル・スタディーズ専攻修了。2018年より山中suplexプログラムディレクター。主なキュレーションに、「ISDRSI 磯人麗水」(兵庫、2020)、「Made in between East-West」(ポズナン、2018)、岸井大輔個展「戯曲は作品である」(京都、2015)、山城大督個展「HUMAN EMOTIONS」(京都、2015)などがある。その他の活動に、 Para Site Workshops for Emerging Art Professionals 2018 参加(香港、2018)、East Call Curatorial Residency Program 2019 参加 (ブダペスト、2019)。
Imabari Landscapes They Saw 2018
◉ 飯川雄大 Takehiro Iikawa
1981年兵庫県生まれ。映像、写真、イラストレーションなど様々な分野で活動。近年の展覧会に「六本木クロッシング2019展:つないでみる」(森美術館 東京、2019)、「開館30周年記念特別展 美術館の七燈」(広島市現代美術館 広島、2019)、「デコレータークラブ 配置・調整・周遊」(尼崎A-Lab 兵庫、2018)、「KAAT EXHIBITION 2017 −かたり(語り/騙り)の空間−」(KAAT神奈川芸術劇場 神奈川、2017)などがある。
◉ 佐塚真啓 Masahiro Satsuka
1985年静岡県生まれ。国立奥多摩美術館館長。絵描きという自意識の下で、“美術”という言葉をキーワードに生きている。近年の展覧会に、国立奥多摩美術館「生きろ②佐塚真啓 冬はさむい夏はあつい」巡回展(銀座蔦屋書店 東京、2018)「国立奥多摩美術館 24時間国際人間時計〜アジア編」(六本木アートナイト 東京、2017)などがある。
◉ 和田昌宏 Masahiro Wada
1977年東京都生まれ。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ卒業。自身が置かれている身の回りの生活環境や、展示場所に関係する人物や文化、風土・風景などに反応しながら、サイトスペシフィックな彫刻やインスタレーション、映像作品を制作している。「国立奥多摩美術館」や「Ongoing Collective」など、オルタナティブスペースやアーティストコレクティブの活動にも関わっている。主な展覧会に「UENOYES」(国立科学博物館 東京、2019)、「Asian Art Award 2018」(寺田倉庫 東京、2018)、「奥能登国際芸術祭2017」(奥能登口伝資料館 金沢、2017)、「Rμv-1/2gμvR=(8πG/c^4)Tμv」(LOKO GALLERY 東京、2016)、「国立奥多摩映画館」(国立奥多摩美術館 東京、2016)、「どしゃぶりの虹(YAMAMBA)」(Art Center Ongoing 東京、2016)、「国東半島芸術祭 「希望の原理」」(旧香々地町役場 大分、2014)、「ヨコハマトリエンナーレ2014」(横浜美術館 神奈川、2014)などがある。
◉ 小川希 Nozomu Ogawa
1976年東京都生まれ。2001年武蔵野美術大学卒。2004年東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。2002年から2006年にわたり、公募展覧会「Ongoing」を、年1回のペースで企画、開催。その独自の公募システムにより形成したアーティストネットワークを基盤に、2008年に吉祥寺に芸術複合施設Art Center Ongoingを設立。現在、同施設代表。また、JR中央線高円寺駅~国分寺駅区間をメインとしたアートプロジェクト「TERATOTERA(テラトテラ)」のチーフディレクターも務める。